ひとくちにアディダスのスニーカーと言ってもモデルやカラーリングは多岐に渡る。個性的なモデルで派手色をチョイスするのも良いが、どうしてもスニーカーが主役になりがちで、ともすれば悪目立ちしてしまうことも。これ見よがし感を回避しながら、さりげなく派手色を取り入れるならビースティーボーイズもこよなく愛した定番モデルCAMPUSの取り入れがおすすめ。シンプルなデザインもさることながら、スエードアッパーならではのソフトな発色もいい感じだ。
アディダスのSolar Glideといえば、2018年に発売された新顔スニーカー。長距離ランナーのために開発されたシューズなだけに、そのための機能性もさることながら、極めてスポーティーな外観が特徴だ。こんなスニーカーを取り入れるならテーパードの効いたジョガーパンツを合わせるのがお約束。こんな装いなら、デニジャケスタイルにスポーティーな雰囲気が加わり、こなれ感を演出できることうけあい!
パッと見では「スーパースター」や「スタンスミス」に見えるけど、実は「キャンパス」なんて意外性で差別化できるモデルがこちら。アディダス定番モデルである「キャンパス」といえば、コート系スニーカーならではのシンプルなデザインにニュアンスをプラスするスエードのアッパーが特徴的だが、このモデルはカーフレザーを採用することでイメージを刷新している。シンプルで使い勝手が良いけど、他とは被りずらいヒネリありのコート系スニーカーをお探しの方は、ぜひチェックしてみてほしい。
数ある黒スニーカーの中でも、“黒”ゆえの重さを感じさせないのがガゼルのブラックモデルだ。ブラックのアッパーをベースに、シュータンやヒールパッチ、スリーストライプスやミッドソールなど所々に白をあしらった絶妙な按配で、黒スニーカーながらも軽さを感じさせるのが魅力だ。黒ボトムスに黒ガゼルを合わせたこちらのコーディネートも、なんら重さを感じさせることない。
レトロなランニングスニーカーを彷彿とさせるアッパーに、モダンなブーストソールを組み合わせたハイブリッドモデル「MARATHON×5923」。ミッドソールの脇にはメッシュディテールが施されており、スポーティーなテイストを感じさせる一足だ。こちらの御仁は、ニューヨークヤンキースの大胆なロゴが配されたnew eraのTシャツを使った着こなしに合わせて、アクティブなムードたっぷりに。
数あるアディダススニーカーの中で、スタンスミスと双璧を成す不朽の名作がスーパースターだ。はっきりと表現されたスリーストライプスや、シェルトゥ、ゴールドのシュータンなど、これらの象徴的なディテールに魅せられた方も少なくないはず。そんなスーパースターはシンプルなデザインゆえに様々なコーディネートに合わせやすいのもまた魅力。例えば、柄シャツやブレイシーズを合わせて個性を出した装いにもすんなりとフィットする。ドレスからカジュアルまで幅広く対応できるため、一足持っておいて損はないだろう。
2017年に産声をあげ、彫刻のようなボリュームあるミッドソールと極太のスリーストライプスといった大胆なデザインで話題を呼んだアディダスのPROPHERE。こんな特徴あるスニーカーを履く場合、パンツはクロップド丈やアンクル丈のものをチョイスするとその存在感がより際立つ。
白Tシャツにネイビースラックスを合わせたミニマルなコーディネートに合わせたのは、YEEZY BOOST 350 V2のセミフローズンイエロー。シンプルな着こなしが没個性になってしまうのを回避するなら、こんなスパイスの効いたネオンカラーのスニーカーを合わせて遊んでみるのも面白い。アディダスからはイージーブーストだけでなく、コンチネンタルのような比較的安価で手に入れやすいモデルからもネオンカラーが展開されているため、そちらをチェックしてみるのもアリだ。
チャンキーなアウトソールとオレンジの差し色が特徴的な、アディダスとアレキサンダーワンのコラボスニーカー「ターンアウトトレーナー」。そんなレアスニーカーを足元に据えたこちらのスタイリングではウェアアイテムをモノトーンで固め、ミッドソールのオレンジをコーデの差し色に。こちらと同じモデルを入手するのは難しいかもしれないが、モノトーンコーデにアクセントを加えるならこんなワンポイントでビビッドカラーが入ったスニーカーを取り入れてみては?
ブルーTシャツにネイビーパンツを合わせてグラデーションを表現したコーディネート。足元にはアディダスの定番スニーカー「スーパースター」をセット。定番でベーシックデザインならではの馴染みの良さが着こなしにこなれたムードを漂わせている。シュータンに施されたゴールドロゴのアクセントがイイ感じだ。
白Tシャツに白ジーンズを合わせたクリーンコーデにニットジャケットをバサッと羽織ったカジュアルジャケパンスタイル。品のあるカジュアルコーデの足元には、アディダスの王道スニーカー「スタンスミス」がピッタリだ。主張し過ぎないシンプルでクリーンなデザインが、品のあるスタイルに絶妙にマッチしてくれる。アディダス スニーカーコーデ「王道スタンスミスはジャケパンの足元にも好相性」
ブラックのプリントTシャツとライトブルージーンズでコントラストをきかせたコーディネート。Tシャツ、ジーンズともにジャストなサイズ感が着こなしの洗練度を高めている。王道スタイルの足元にフィットするのはやっぱりアディダスのスタンスミスだ。
何色にも染まらない重厚な雰囲気を演出してくれる黒を全体に採用したスタンスミスを足元にセット。旬なカーゴパンツを合わせれば、武骨な男のコーディネートが完成だ。トップスは飾らずに、白無地Tシャツをチョイスして。
スーパークールビズの期間に突入するなど、ドレススタイルのカジュアル化が顕著になる夏シーズン。ドレスカジュアルスタイルの鉄板と言えば、やはりスーツにスニーカーを合わせたコーディネートだ。足元にスニーカーを合わせることによって、着こなしがより軽やかでこなれた印象に仕上がる。小僧に見せないコツは、ノークッションのパンツ丈に洗練された品のあるレザースニーカーを組み合わせること。THE GIGIを手掛けるピエルイジ・ボリオリ氏は、ベージュのセットアップスーツに真っ白なアディダスのスタンスミスをセット。インナーにTシャツを合わせた力の抜き具合もいい感じだ。